世界へ羽ばたく「青森」を創る。
- 地域創生部
- 佐々木 慧美
- Sasaki Satomi
- 2017年入行
世界と青森を繋ぐ
橋渡し役になりたい
幼い頃に親の転勤で東京に住んでいた時期があり、青森をいっとき離れたことで地元愛が強くなった気がします。学生時代から「青森をもっと元気にしたい!」という思いがあり、青森の魅力を広く海外へ伝えるべく、大学では官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN」を利用し半年間中国・上海に留学していました。語学習得のみならず、フィールドワークやインターンシップ等、実地活動を伴うプログラムだったため、上海の企業と繋がりのある当行から現地のインターン先(貿易・流通・販売を行う日系企業)を紹介してもらいました。これが、私と当行との最初の出会いです。
インターンシップの一環で現地の商談会に参加した際には、当行の行員がスタッフとして商談会を運営しており、現地企業と県内企業の橋渡し役となるべく、企業に寄り添いながら一生懸命取り組んでいる様子が見られました。この経験から地域金融機関に興味を持ち、金融サービスを通じて県民やさまざまな業種の地域企業と関わり、世界と青森を繋ぐ橋渡し役になりたいと思ったのです。
海外への販路拡大など
グローバルな支援を行う
私は主に企業のお客さまを対象に、ビジネスマッチングと顧客紹介を行っています。ビジネスマッチングとは、自社商品の販売先を探している企業と新しい商材を探している企業の引き合わせを行うことです。当行のお客さま同士を結びつける行内マッチングに加え、最近は株式会社RCGと業務提携を果たし、国内・海外に関わらず当行拠点域外への販路拡大支援にも取り組んでいます。
また、顧客紹介とは、お客さまが抱える販路拡大やコスト削減、生産性の向上といったビジネス上の課題解決に向けて、当行の業務提携先を紹介することです。お困りごとに対して支援することはもちろんなのですが、どちらかと言うとお客さまの「もっと事業を成長させたい」という前向きな姿勢をサポートする業務が多く、やりがいを感じます。どちらの業務も日頃お客さまと接している各支店の営業担当と連携しながら、専門的かつ柔軟な対応が必要とされます。
「青森ブランド」を世界へ
存在感のある地域づくりを
ビジネスマッチング業務の一環で商談会を開催することがあります。地域創生部へ着任早々、当行が主催するシンガポールでの商談会へ同行した際に、お客さまから「力添えいただき感謝している。輸出の実績に繋げられるように、これからも二人三脚で頑張れたら」というお言葉をいただきました。初めてお客さまとご一緒した出張であり、とても緊張していましたが、お客さまの販路拡大に繋がるイベントを企画・運営・サポートし、お役に立てたことに大きな達成感を感じました。また、帰国後に参加企業毎のレポートを作成し、お渡ししたところ、「このようなレポートをいただけると非常に助かる」と喜んでいただき、お客さまの真のニーズを捉えることの重要性を学びました。
私の目標の根幹にあるのは、「地域企業をもっと元気にしたい」という思い。今の業務を通じて、その思いを体現できると確信しています。企業に対して積極的に情報提供やビジネスマッチングを行い、海外展開・販路拡大をサポートすることで「青森ブランド」を全国、さらに海外にも広め、存在感のある地域を創造していきたいと考えています。
入行後は三沢中央支店に配属となり、2年目からは国際業務部へ異動し、海外ビジネスサポートをメインに行う事務方として主に外国送金を担当しました。1年半後に推進系の部門である海外ビジネス支援室へ配属となりました。その後、国内外問わずビジネスサポートを行うために、現在のビジネス成長支援室に名称が変わり、業務の幅が広がりました。
趣味は旅行です。特に異文化を体験できる海外旅行が大好きで、大学時代を含めると25カ国ほどに行きました。今はコロナ禍で海外へ行くことは難しいため、これを機に青森県内や車で移動できる近県の素晴らしいところを再発見するプチ旅行を楽しむようになりました。また、なかなか上達はしていませんが、最近ゴルフも始めました。いいストレス発散になっています。