力を合わせてプロジェクトを遂行する醍醐味。
- システム部
- 前田 佳希
- Maeda Yoshiki
- 2009年入行
DX推進チームとして
変革への挑戦
父の実家がりんご農家だったこともあり、幼い頃から手伝いなどを通じて自然と触れ合うことが好きで、大学は地球環境学科で自然環境について学びました。卒業後の進路を考えた時に、やはり自分が落ち着けるのは自然あふれる青森であり、この素晴らしい故郷を守りたいという思いに気づきました。周囲には大学院で研究を続ける人も多かったのですが、私は幅広い角度から地域貢献ができる銀行業に興味を持ち、進学ではなく就職を決意しました。
現在はシステム部に所属しながら、DX推進チームとしてテレワークやペーパーレス、各種業務のデジタル化などの「既存業務の効率化・高度化」と、銀行保有データをはじめとした各種データ利活用などによる「新サービスの提供や新たなビジネスモデルの構築」を中心に議論しています。前者は具体的に進んでおりますが、後者に関してはゼロベースからの創出となるため、目下アイデアを検討中です。デジタル技術により地域課題を解決するような新たなサービスやビジネスモデルを開発することで、「挑戦と創造」の新たな一歩を踏み出せると考えています。
相手の目線に立ち
プロジェクトを推進
システム案件は見えないところも含めてさまざまなステークホルダーがいて、かつ密接に連携しながらプロジェクトを進めていくため、業務の要はコミュニケーション力と言っても過言ではありません。また、システム目線ではなく、常にユーザー目線で「自分が利用するなら」という観点での整理を心がけるようにしています。
ユーザー目線ということに関して、最も印象的だった出来事は、コロナ禍でテレワークを行う基盤環境を整えたプロジェクトです。キーワードとして以前よりあった「テレワーク」の環境をゼロから整備していく過程や、システム部に限らず本部で横断的な検討が必要となることなど、未知のことばかりで大変でしたが非常によい経験となりました。この経験を経て、利用する人の目線で物事を考える重要性や、他部門の理解・協力を得るために全体感を捉えて整理する必要を学んだため、その後の業務に活かしています。
銀行を支える
重要な役割を担う
仕事においてのやりがいは、システムで実現したい、解決したい課題を、関係部やベンダーと納得がいくまで検討を行い、それが構築され、行内全体で実際に利用されていく一連の過程です。私の仕事は、銀行を利用するお客さまと直接やりとりをすることはありませんが、銀行の裏側を支える、いわば縁の下の力持ちのような存在です。銀行業務が滞りなく行われるために、なくてはならない存在であることに誇りを持って日々業務にあたっています。
プロクレアホールディングスとして船出をしたばかりですが、当行には業務の多様化・複雑化に順応し、何事も協力しながら進めていく環境ができています。また、チャレンジに対して後押しをしてくれる環境もあります。私も青森を豊かにしていくため、周囲と協力しながら挑戦を続けたいと思っています。
入行後は平川支店に配属となり、2年間当該店舗でテラーや個人ローンの業務を担当しました。ここで窓口対応など銀行の基本的な業務や、お客さまとのやりとりを経験できたことは、その後のシステム部での業務にも活かされています。3年目から現在のシステム部へ異動し、行内のシステム開発・保守を行っています。
最近、観葉植物を育て始めたので、休日はその手入れをするのが楽しみです。以前から植物に興味があったこともあり、「ちょっと家に緑が欲しいな」と軽い気持ちで購入したのですが、コツコツ世話をしたりすることが案外自分に向いているのかもしれません。いろいろな種類を育てていて、毎日違う姿を見られることも面白いです。