- 売市支店 個人営業課
- 佐々木 麻貴
Sasaki Maki - 2013年入行
- 営業推進部 地域振興室
- 種市 隼也
Taneichi Junya - 2014年入行
変革を実現する推進力となる
一人ひとりがプロフェッショナルな知識とスキルを磨き、個性を発揮することで、地域の明るく豊かな未来を描いていく。
プロクレアホールディングスには、そんな「プロフェッショナル人材」を育む土壌がある。
営業店と本部、それぞれで活躍する「プロフェッショナル人材」の2人に、これまでのキャリアと現在の仕事、これからのビジョンについて話を聞いた。
業務の分野は違っても
共通しているお客さまへの思い
お互いのキャリアと現在
私は本部の営業推進部 地域振興室で自治体向け各種取引推進を担当しています。
主に銀行内における自治体の預金・貸出金に関する各種施策の計画策定や管理などを行っていますが、佐々木さんの現在の業務はどのような内容ですか?
私は営業店(売市支店)の個人営業課で、お客さまのライフプランの相談を受け、資産形成や節税対策、ローンの提案などを行う個人コンサルを担当しています。キャリアとしては少し珍しいのですが、入行してから4ヶ月目で外回りに出て、それからほとんどのキャリアで個人コンサルを担当してきました。種市さんはたしか、初任店が浪打支店だったんですよね。私も2カ店目が浪打支店だったので、なんだか親近感が湧きます。
そうだったんですね!浪打支店時代は同じ個人コンサルを担当していたので、佐々木さんのようなプロフェッショナルとお話できることが嬉しいです。
こちらこそ、種市さんの業務は、銀行に勤めていてもなかなか経験できないのでとても興味があります。自治体向けの取引は地域経済に対する影響も大きいと思いますが、現在の部署に至るまでは、どのようなキャリアを積んだのですか?
入行後、営業店2ヵ店で勤務した後、「今後、自分がステップアップするために何か違うことをやってみたい」と思い、メガバンクへの1年間の出向(研修派遣)に立候補しました。出向先では、再生可能エネルギーの分野でプロジェクトファイナンスのノウハウを学びました。出向期間が終了後、現在の部署に異動し、今に至ります。現在の担当業務では小さなことから大きなことまで、さまざまな業務を担当しており、毎日新鮮な気持ちでやりがいを感じています。佐々木さんはどうですか?
特に遺産相続などお金の話は、ご家族にも言いにくいデリケートなもの。そんな時に頼れる存在でありたいと思っていて、お客さまの話に耳を傾け、不安を共有することで、少しでもお客さまの不安を取り除くお手伝いや提案ができた時にやりがいを感じます。「ありがとう、相談してよかった」と言っていただけることが喜びです。
わかります。私のように、相手が自治体だったとしても、その根本は変わりません。例えば自治体へ税金を納める際、「仕事があって営業時間内になかなか窓口へ行けない」などのお困りごとを解決するために、コンビニでも納税できるシステムを自治体へ提案し、導入へ至るなど、課題解決に貢献できた時はやりがいや面白さを感じます。
一見全く違う分野の仕事に思えますが、お互いに「お客さまの役に立ちたい」という思いは一緒なのですね。
金融のプロとして
日々努力を重ねる
挑戦できる環境がある
種市さんはとても専門性の高い業務に取り組まれていますが、仕事をする上で心がけていることはありますか?私は常日頃、マーケットについてアンテナを高くしています。特に新型コロナウイルスの感染拡大後はマーケットが目まぐるしく変動しているため、お客さまに情報提供する金融のプロとして、さまざまなツールをチェックするようにしています。仕事人間のように見えるかもしれませんが、日常でも自然と株価などが気になってしまうんです(笑)。
個人のお客さまにきめ細かく対応するためには欠かせない努力ですね。私の方はとてもシンプルで、「とにかく人の話を最後まで聞くこと」です。相手が自分に相談してきたこと以上に、言葉の裏に隠れたちょっとしたお悩みや、ニーズを発見できる場合があるので、常に心がけています。また、“聴く力”はとても大切であると同時に、単なるイエスマンにならないようにも気をつけています。お客さまに対して、パートナーという立場でアドバイスや意見を言えるように。
おっしゃる通りです。個人営業でも、お客さまに最善を尽くしたいからこそハッキリと考えを言うことが必要な時があります。けれど「できません」という否定だけではなく、「こういった方法がございます」とさらに良い代替案を提案できるよう心がけています。誠実なコミュニケーションを行うことでお客さまも信頼してくださり、成約に結びついた時は心から嬉しく思います。種市さんはご自身で手を上げて出向した経緯がありますが、プロクレアには「やりたい」という行員の気持ちを後押ししてくれる環境がありますよね。当行には本部への「留学制度」もあり、行員の意欲をサポートしてくれる体制もあります。
はい。外部への研修派遣などこれまでの経験上、挑戦できる環境は整っていると感じています。自分の思いを発信する機会として定期的な上司との面談がありますし、思いを受け入れてくれる風土があります。佐々木さんは、産休・育休を経て、2人のお子さんを育てながら最前線で活躍されていますよね。
当行には女性行員のキャリア形成にもさまざまなサポート制度があります。子どもの体調が悪い際には看護休暇制度を有効活用しています。また、時短勤務やフレックスタイム制度など、育児中の行員をバックアップする制度があり、家庭にもしっかりと時間を割ける環境が整っています。これは、学生の皆さんに自信を持ってPRできる当行の魅力だと思います。
さらなる成長を目指して
知見を増やしていく
経験を活かし、次のステージへ
今後の目標ですが、これまでの経験にとらわれることなく、銀行業務以外の勉強に力を入れていきたいと思っています。出向の際にも感じたのですが、例えばPCスキル系の資格は銀行全体の業務効率化にすごく役立つと思っていて。ほかにも幅広い分野の資格に挑戦したいですね。佐々木さんはどうですか?
私は本部経験がないので、本部への「留学制度」を活用してみたいです。これまでは営業店視点で考えることが多かったのですが、本部視点になるとまた違った考えが生まれ、成長できると思っています。そして、広い視野を持つために休日セミナー等にも積極的に参加していきたいです。幼い子どもを育てているため、時間管理を徹底し、効率よく仕事や勉強ができるよう意識しています。
忙しい中、時間を作って勉強に励む姿勢が素晴らしいと思います。私が営業店にいた頃を振り返って反省してしまうくらい、向上心を持って努力されていますよね。佐々木さんは今後のキャリアについてはどう考えていますか?
今後、部下を育成し管理する役職になるためにも、一つ上の役職を意識した日常業務を心掛けています。個人コンサルの経験の浅い行員には帯同するなど、自分の業務以外にも後輩育成に時間を割いています。今日、種市さんのプロフェッショナルなお話を聞いて、とても良い刺激をいただいたので、自分ももっと頑張らなければと思いました。
私も同じです。最後に、学生の皆さんに伝えたいことは、プロフェッショナルを目指すには、まず自分の仕事に誇りを持つこと。そして、仕事は決して一人では成し得ないので、周囲との連携が大切だということです。仕事をしていると充実感や達成感もある反面、辛いことや苦しい場面も必ず訪れます。私もそうでしたが、そんな時に助け合う風土が根付いていることがこの会社の魅力だと感じています。
お客さまの金融面でのパーソナルトレーナーとして、また地域社会のパートナーとして自己研鑽に励むことが大事ですが、プロクレアホールディングスでは、意欲のある人を後押しする環境が整っています。誰もが銀行員未経験からのスタートですが、経験を積むことで成長していけるので、ぜひ共にプロフェッショナルを目指しましょう。